アルミの色分けされた専用カプセルに封入された20種類もの挽いたコーヒー豆を、専用の機械(ネスプレッソ・マシン)にかけると、たちまち香り高いエスプレッソができ上がるユニークな仕組みのマシンを使用してサービスする店舗があります。 美味しいコーヒーが飲みたいと思うのはだれしもが願うことです。しかし、ドリップやエスプレッソマシンを用いてコーヒーを淹れるのは、水を入れたり豆を管理したり、また抽出後のゴミをだすのも少しばかり面倒であると感じるのも事実。だからと言って、フリーズドライコーヒー(いわゆるインスタントコーヒー)で済ませることは、コーヒー愛好者としては物足りないという方にうってつけの専用カプセル。実にうまいビジネスモデルです。現行マシンは6種類あるようですが、店舗では最新のマシンで入れてくれます。
ネスプレッソのセンスの良さは「店舗デザイン」に集約されています。本来の「マシンやカプセル」を際立たせるためには、「最初の印象」が大切です。一杯のコーヒーを飲むのにも「雰囲気」って大切と感じさせるお店のデザインと色彩計画です。
ビジネスモデルが「カプセル+マシンで美味しい珈琲を手軽に」というコンセプトははっきりとわかります。その現実策として「色彩計画とデザイン計画」が根底にあるのは店舗・マシン・カプセルをみるとよくわかります。ぜひお近くのネスプレッソのお店の近くにおいでの節は「おいしい珈琲」を飲んでデザインを楽しみたいですね。